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みなさんは自分家のワンちゃんが、トリミング中シャンプー・カット以外にどんなことをされているのか気になったことはありませんか?
今回は北口VTに手伝ってもらいながら、当院でのトリミングの流れを一部だけですが、お見せしていこうかな?と思います。
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トリミングの流れ
①肛門嚢(こうもんのう)絞り
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肛門の両側に肛門嚢という袋があります(臭腺ともいわれます)。この袋の中には臭いの元となる分泌物が入っていて、臭いづけや、個体識別のために分泌されます。しかし、中には上手に分泌出来ずに溜まったままになってしまう子もいます。
「イラストでみる犬の病気」講談社より
そのまま放っておくと、肛門嚢炎から肛門嚢破裂といったことになる子もいますので、そういう子の場合定期的に絞ってあげることが必要になります。
絞り方ですが、まず、肛門嚢の位置を把握してください。
肛門の穴を中心にして時計に例えると、4時と8時の位置くらいのところに袋があります。
それぞれに親指と人差し指を添えて、押し上げるような感じで圧迫すると悪臭のする液体がでます。
お家でやってみて難しいようでしたら、病院でも絞れますのでお気軽にどうぞ・・・
②爪切り
爪が見えるように足先を持ちます。
血管の手前までスライスするように切ってあげてください。
白い爪のワンちゃんは血管がわかりやすいですが、黒い爪のワンちゃんはわかりません。
少しずつスライスして血管を確認しながら切ってあげてください。
もし出血してしまっても、慌てずに5分くらい圧迫すれば止まりますのでご安心ください。
爪切りもお家でするのが怖ければ、病院でもさせていただきますよ☆
③耳の手入れ
耳の中を不潔にしていると、外耳炎を起こしやすくなります。
特に、耳の垂れている犬種や、アレルギーの多い犬種は特に起こしやすいです。
トリミングでは、イヤークリーナーという液をコットンに湿らせ、耳穴周囲をきれいにふき取っています。
また、耳の中に毛の生えたワンチャンの場合、風通しをよくするため毛をぬいています。
3つの工程についてお話しましたが、この後はシャンプーをして、ドライングをして、カット・リボン付け・・・完成!!といった流れになります。
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投稿者: 吉田動物医院 日時: 2006年07月31日 10:19 | コメント (0)
ワンちゃんの夏の恐怖といえば、まず先日お話しました熱中症です。
今年も「ワンちゃん夏バテ予報」のサイトはオープンしていますが、今日お話する恐怖は「音」です。
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ワンちゃんの夏の恐怖の「音」といえば、経験されている飼い主さんならピンとくるでしょう。
そう「雷」と「花火」です。
動物は理解のできないものに恐怖を覚えます。
犬には到底「雷」「花火」は理解できません。そこでワンちゃんによってはパニックを起こしてしまうのです。その結果、逃亡、破壊行動などがおきます。毎年、生駒の花火大会の日や雷を伴う激しい夕立の日には、逃亡事件が起き、不幸なケースでは交通事故にあったり、そのまま行方知れずになったりするケースが後をたちません。
猫さんの場合はどちらかというと「固まってしまう」子が多いようですね。うちのネコもそうです。
犬には社会化期というものがあります。いろんな説がありますが生後3週間~3ヶ月あたりがその時期にあたります。この時期は自分がこれから生きていく世界がどういったものかを覚える時期になります。
・ 群れの犬(家族の人)との付き合い方
・ 食べるってなあに?
・ 排泄のしかた
そして
・ 自分のまわりの見えるもの、聞こえるもの、感じるものの自分なりの意味(動物、虫、植物、石ころ、水、ごはん、太陽、風、雨、川、人、男女、人が身につけているもの、自動車、家、掃除機、、、、、etc)
などを覚えていきます。
この時期に「雷の大きな音→音だけで何も起きない」の経験を何度もした子は恐怖を覚えないかもしれません。
しかしほとんどの子はそれほど多く経験をすることはないでしょうし、雷に伴う大雨などで、遺伝的に恐怖を覚えているかもしれません。
対策としては、録音した雷や花火の音を怖くない程度の小さなボリウムからゆっくり慣らすなどの方法がありますが、トレーニング途中で「本物」の音を聞いてしまうと簡単に再び恐怖が戻ってしまいますし、非常にデリケートで困難なトレーニングになります。
トレーニングには厳密な管理が必要ですし、症状によってトレーニング方法も違ってきまので専門のカウンセラーや行動治療専門獣医師などの指導のもとで行う必要があります。
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現実路線としましては、「いこまどんどこまつりの花火」など年に1回のことならば「厳重な戸締りで逃亡予防」「花火の間は部屋に入れて、少しでも音を聞こえなくする」などの対策をお勧めします。
これは天気予報などで雷雨が予想される場合も適応できますね。
それでもヒドイ情緒反応をする子は獣医師の指導の上に恐怖反応がおきる前の時間から精神安定剤などを使用することも可能です。内服の精神安定剤は効き目にばらつきがあるので、前もって薬の効き具合を試しておくほうがいいかもしれませんね。
かかりつけの獣医師に十分ご相談の上にご検討ください。
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2006年07月27日 09:13 | コメント (2)
先日、ブルドックのハナちゃんの出産をご紹介しましたが(クリック⇒2006年06月03日)子供たちはすくすく成長して、ワクチン接種に来てくれました。
よろぴくね!
6頭のうち、3頭は既に貰われていったので、今は3頭です。
で、気になるのは、父ウェルシュ・コーギー、母ブルドックの子供たちはどちらに似るのかということ。
顔は鼻の長いコーギーの勝ち。でも耳は立ち耳と垂れ耳に分かれていました。
体系は、どちらも足の短い犬種のため判定不能。でも、毛色はブルドック似とコーギー似に分かれています。
全体的には、やっぱりうまく混ざっているという感じで引き分けでしょうか。
大人になったらどうなるのか、ぜひ見てみたいものです。
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2006年07月24日 10:25 | コメント (0)
突然ですが、すいません。ばらしちゃいます。昨年より「遠征漁種調査報告」などと、あくまでも生物にたいする向学心での遠征のような記述を続けてまいりましたが(クリック⇒2005年06月30日、2005年08月21日)ただ毎年釣りに行っているだけなんです。
ってもう皆さん知ってはるか…
「釣り」です
というわけで、今年も6月に休みを合わせて隠岐に釣りに行ってきました。
今回は隠岐島の島後から渡船に乗り、音部群島という、離れ無人岩で、一昼夜釣りをしてきました。
音部群島です
夕食はキムチ鍋でした
ちょうど島前と島後の間にあり、すばらしく景色の良い岩で、海もすごくきれいで、今年こそ大物をという期待が大きく膨らみました。
が、、、釣りを始めて分かったのですが、海が鏡のようで、まったく潮が動いていません。
ご存知かもしれませんが、大物は潮が流れないとなかなか釣れないんです。
鏡のような海
船頭さんもこんなに静かな海は年に何回も無いといっていました。
で、私の釣果はえさ取りとしては大型のアジが山盛り、お目当ての鯛やヒラマサなんかには全く縁のない、「これやったら大阪湾でも一緒か」程度の結果となりました。
大阪湾ならウホウホなんですが、、、
Dr.作野にいたっては、大物仕掛けで石鯛を狙っていましたが全く釣れず、時々人のさおでアジ釣りを楽しみ、釣れたアジの刺身をあてにビールを飲んで、ほとんど景色と同化していました。
岩に同化する???Dr.S
しかし、今回もやりました。前回優勝者のY氏が、粘りの釣法で最後に大物のハマチ68cm、3.8kgを見事にしとめ、チャンピオンの座を見事に守りました。
今年は転落しなかったY氏
釣りは、釣れても釣れなくてもまた行きたくなります。
リベンジに、きっとまた行くことでしょう
注)「岩に同化する???Dr.S」の画像はDr.Xのイタズラですからね。これは、日本海で遭難した漁師さんの・・・・とか考えんでくださいよ(^^ゞ
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2006年07月20日 12:58 | コメント (2)
蚊のうるさい季節になりました。
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4月ごろの出始めのヤツと違い動きもスルドクなって
なかなか「パチン!」とやっつけられません。
それでも、なりふりかまわずパチンとやっつけ
「オレの動体視力もまだまだ捨てたもんやないで」と
一人で悦に入って、ペチャンコになった戦利品をながめていていると
ふっ、と頭のなかに、、、
「こいつ、フィラリアもってるかもしれんなぁ、、、、」
科学者の目になったDr.Xは、
おもむろに戦利品をスライドガラスの上に置き、
顕微鏡に向かったのである(^^)
フィラリアがいてるのは、、、、
「マルピーギ管」か「吻鞘」っと、 →ブログ2005年11月25日
う~~~ん、、、おらんなぁ、、、
そう簡単に見つかるもんではないらしい。
ところで「マルピーギ管」ってなんや???
哺乳類にはないなぁ。
獣医師なのに知らないのは、なんとなく恥ずかしいので調べる。
(ちなみに「虫の解剖学」について大学で学んだ記憶がないんですが、家畜伝染病予防法に定められた「家畜伝染病(法定伝染病)」には「腐蛆病」なるミツバチの病気があるんです。この病気を学んだときに「虫の解剖学」も学んだかも????)
マルピーギかん[―くわん] 【マルピーギ管】
「節足動物のうち、唇脚類・倍脚類・昆虫類・クモ類の排出器官。中腸と後腸の境界部に開口する細長い糸状の盲管で、体腔の老廃物を排出する。」 三省堂 大辞林より
そっかあ、虫の腎臓なんや!
(これを見ている獣医師のみなさんの「おまえ、そんなことも知らんかったんか~!!獣医師の恥だ!」の声が聞こえてきそうですが)
しっかし「マルピーギ管」って、なんでまたこんなシュールな名前になったんやろ?
適当な日本語訳がなかったんでしょうけどねぇ。
おそらく人の名前でしょう、とふたたび大辞林で調べる。
マルピーギ【Marcello Malpighi】
[1628~1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆虫のマルピーギ管などを発見。植物の導管、蚕の変態、鶏の発生などの研究も行った。
顕微鏡マニアの名前やったんやぁ、、、、。
顕微鏡の存在すらあまり知られていない時代にこれを手にした学者さんが「マニア化」するのはわかる気がしますね。
そうそうフィラリアですが、
7月です。まだフィラリア予防を開始されていない飼い主さん!
本格的感染シーズンです。あわててフィラリア検査に来院してください!!
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2006年07月04日 02:23 | コメント (0)