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Daily life of pet

2006年12月13日

土曜の夜は・・・(担当獣医師 ブログ管理人Dr.X)

吉田動物病院の獣医たちは
毎週土曜の夜になるとワラワラととある場所に集まりだします、、、、
061213集合.JPG




毎週土曜日、順番に当番を決めて講師となり勉強会しています。
061213勉強会.JPG
日々進化する獣医療を理解し実践していくのは僕たちの使命です。
しかし、現在多岐にわたり深く研究されている分野をスベテ網羅するのはかなりタイヘンになってきました(^^ゞ
現在日本にあるほとんどの動物病院は「総合病院」で、獣医師は「総合獣医師」です。
胃腸科、神経科、眼科、皮膚科、整形外科、歯科、循環器科、、、、、、、、、すべて1人でこなしているのが現状です。ましてや診察する動物は多様です。犬、猫でも多くの違いがあり、犬種によっても違ってきます。ウサギ、ハムスター、フェレット、インコ、九官鳥、イグアナ、陸ガメ、、、、、う~~~~頭がいたい!
より深い診療や専門的な診断治療ができるように専門獣医や専門動物病院など二次診療施設がうまく運営できるような状況ができるように私たちは努力しないといけません。

とまあ、言い訳めいた話はこのへんにして、お勉強です。
今回は副院長の作野が当番でした。
061213副院長.JPG
内容は先日のアメリカ獣医外科学会で実習を受けてきました犬の肝臓の切除についての話です。
犬の肝臓の腫瘍に多い孤立性の肝癌は転移が少なく、大きな腫瘍でもうまく切除またはボリュームを小さくしてあげれば、かなりの長い間元気に過ごさせてあげることができます。

肝臓を切除するためにはそこにある血管や胆管(胆汁の管)の走行を理解し、一つ一つ分離し切断するものは結紮(糸で縛る、クリップでとめる)しなければなりません。
肝臓切除といっても、すべてを取るわけではありません。
犬の肝臓は7枚にわかれていて、その葉ごとに
(ヨウと読みます。肝臓や肺などいくつかに分かれる内臓のそれぞれは「葉」といわれ、たとえば外側左葉、尾状葉、右前葉、左後葉、、、などとよばれます)
切除します。それぞれに、それぞれの切除方法があり、比較的簡単(それでも難しいですが)なものから、極めて困難なものまであります。
061213肝臓.JPG本日のプリント
061213ビデオ.JPG実際の手術のビデオを見ているところです

勉強をすることで、今まで困難と思われた手術も前もってのシュミレーション、手術中の正確な処置、予想外のことに対する落ち着いた対応ができ、手術の成功率を上げ、時間も短く動物に負担をかけず手術することができるようになります。
また、手術方法を詳しく知ることで、自分たちで手に負えない状態の子を的確に専門医にご紹介するなど選択肢も増えてきます。

釣りばっかり行っとらんと、ちゃんと勉強しなきゃ!


投稿者 yoshidaac : 2006年12月13日 16:22

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コメント

我が家では小動物、鳥、エキゾチックアニマルが同居しておりますが、
今までのうち、動物病院にお電話をして何軒も
「うちでは診ることが出来ない」や「犬と猫を扱ってるので・・・」と断られた経験があります。
勿論、病院の先生方全てがどんな動物でも大丈夫!
とおっしゃって下さるとは思っていなかったのですが(・・・すいません(--;)
あまりにも主体が犬や猫なので、最初は愕然としてしまいました。
吉田動物病院の先生方にお会いして、
どの子でもこちらでお世話になろうと思う病院に出会えたことはとても幸運だったと思っているのですが、
こうして毎週、勉強会をなさっておられるんですね!
頼りになるはずだとうなずいてしまいました。
人間の病院でもそうだと思うのですが、時には
「自分たちで手に負えない状態の子を的確に専門医にご紹介するなど選択肢も・・・」
とはっきり言っていただけることも、安心できることだと思っております^^

季節が暖かくなって来ましたら、
リクガメの仔の健診をお願いに上がろうかと思っておりますので、よろしくお願いいたします(^^)

投稿者 紫苑 : 2006年12月15日 02:25

紫苑さん
コメントありがとうございます

どんな仕事でもそうだと思いますが、学ぶことが多くありすぎて唖然としてしまいます。
時間を見つけては有益な情報を脳に詰め込む毎日ですが、診察室での飼い主様との会話、動物たちの小さなサイン、毎日のカルテ整理の中にも多く学ぶものがあります。
自分たちが成長し続けることで、少しでも皆様のお役にたてればと考えています。

休みの日に気持ちよく釣りに行くためにもね! (^_^)v

投稿者 ブログ管理人Dr.X : 2006年12月15日 09:20

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