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少し前になりますが、今年も吉田院長と10月のはじめにワシントンDCで行われたアメリカ獣医外科学会に参加しました。
この学会では手術のトレーニングコースに参加できるのですが、今年は犬の肝臓腫瘍切除の新しい手術法と股関節形成不全の予防的な手術について勉強させていただきました。
獣医師として感想は以下のようなものです。
肝臓腫瘍は犬では臨床的遭遇する機会が増えており、切除できれば予後は比較的良いため獣医師にはこれに対応する能力が求められていますが、手術、特に中央から右側に腫瘍では後大静脈、門脈、胆管・動脈系を熟知し、これらを確実に結紮(出血などしないように管を縛る)・ステープリング(医療用のホッチキスで留めること)する必要があります。
今回の実習ではあいまいになりがちな各肝葉における血管解剖の重要性を再認識できたこととこれらにアプローチする手順を知ることができたのが大きな収穫でした。
人間としての感想は以下のようなものです。
ワシントンDCは政府の建造物やスミソニアン博物館群が観光の名所となっています。
博物館はセキュリティーチェックが厳しいのですがほとんど無料で入ることができます。航空博物館や自然博物館のような大きな規模の博物館では一通り見学するのに3時間くらいはかかります。
有名なホープダイヤを見られたことや、
アメリカインディアン博物館で興味深い多数の展示物が見られたことが印象に残っております。
ホワイトハウスはテロのため警戒が厳しく遠くからしか見ることができませんでした。
学会があるので午後の時間に少しずつ観光に回りましたが、できれば仕事のことはすっかり忘れて観光に没頭したいと思いました。
また地下鉄の駅で日本語を堪能にあやつるエール大学の青年と話をしましたが、日本には彼のような優秀な若者がどれくらいいるのだろうかと心配になりました。アクアには航空博物館のドッグタグをおみやげにしました。
帰ってきたらだいぶ大きくなっていました。
投稿者 yoshidaac : 2006年12月02日 09:06
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