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Daily life of pet

2007年06月25日

突然、キャイ~ン(担当獣医師 ブログ管理人Dr.X)

ウド鈴木の話ではありません(^^)
これからの暑い季節になると、散歩中に突然「キャン!」と鳴いて足を痛がりだしたと
慌てて来院されるワンちゃん増えます。
070625boopad.JPG

痛みの原因はいろいろ考えられます、
   ガラスを踏んだ
    爪が折れた
     十字靭帯損傷
      股関節炎
       骨折
        膝蓋骨(ヒザのおさらの骨)脱臼・・・・・・
しかし、どの問題にも季節性がありませんね。
この時期に多い「きゃい~ん」は
公園、土手、路上で多くみられます。
見わたすと緑の葉が風にそよぐ広葉樹、、、
 柿、桜、梅、アンズ、カエデ、プラタナス、ナシ、栗、クルミ、、、、

おわかりの方もいらっしゃいますよね、

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070625いらが.jpg

これはイラガの幼虫でいわゆる「痛いケムシ」の代表です。刺されると電撃的な痛みが走ります。これに対してよく話題になるチャドクガなどは「かゆいケムシ」の代表です。
イラガは通常年1回の発生で幼虫は7月~10月ころにわたってみられます。

えっ?こんな派手なケムシは見たことがないですか?
じゃあ、サナギが入っている「マユ」はどうでしょう →クリック「福岡市の蝶」さんへリンク
冬枯れの木立に見たことある人はけっこう多いんじゃあないでしょうか?
ちなみにこのマユですがツルンとしたキレイな様相とはうらはらに「スズメの小便桶(たご)」とか「スズメの小便壷」とか下品な名前で呼ばれています。羽化したあとの穴のあいてるやつがそう見えるんかなぁ、、?
中に入っているサナギはタナゴ釣りの餌として使われています。
WEB魚図鑑へリンク(コイ科 ヤリタナゴ)


たしかにイラガの生息数は減ってきているらしく、同じイラガ科のヒロヘリアオイラガなどが増えてきているようです。こいつは外来種(日本原産じゃあない)で、繁殖力が強いようです。イラガ同様に痛いケムシで最近の被害はこちらの方が多いかもしれませんね。 →「名古屋市」ホームページへリンク
ヒロヘリアオイラガのケムシはイラガに比べてあまり目立たない色合いですね。ぼくはこのブログを書くまで存在を知りませんでした(^^ゞ

イラガの刺し傷の痛みはチャドクガのカイカイのように何週間も続くようなことはなく2,3日で治まります。そっとガムテープなどで患部の棘をとることもできますが、かえって深く差し込んでしまう恐れもあります。
獣医師ご相談いただいたほうがいいでしょう。

070625広葉樹.JPG
夏の散歩、広葉樹の近くでは足元のケムシに要注意です。 

投稿者 yoshidaac : 2007年06月25日 08:31

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