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突然ですが、みなさんはお家のペットにどんなご飯をあげていますか?
わんちゃん、ネコちゃんのご飯には様々な種類がペットショップや、スーパー等で売られていて、
『どのご飯あげればいいんやろ?』
と迷われている飼い主さまも多いかと思われます。
実際、初めて仔犬や仔猫さんを連れてこられた飼い主様にご質問をいただく事もあります。
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↑この2人「世話焼きグレちゃん」でお話したイーちゃんとグレの仔猫時代ですよ~(^0^)可愛い~♪
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販売されている多くのペットフードのパッケージに《総合栄養食》と表示されていると思いますが、この意味おわかりになりますか?
ペットフード公正取引協議会の定めた規約の中で、ペットフードはその目的によって「総合栄養食」、「間食」、「その他の目的食」の3つに区分されます。
《総合栄養食》とは「主食として、ペットフードと水だけで健康維持 や犬猫の成長に必要な栄養素を過不足なく摂取できることが確認されたフード」のことです。
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表記の仕方は様々ですが、例えば↑こんな感じです★
この《総合栄養食》を表記するためには、ペットフード公正取引協議会の定めた基準を満たさなければいけません。つまり《総合栄養食》と表記されていれば少なくとも主食としての最低限の保証はなされているということになります。
《間食》は「間食」「スナック」「おやつ」などと表記され、もちろん主食としては不適切です。給与限度などの記載があり、1日の摂取カロリーの10%以下にしておきたいですね。
《その他の目的食》には「一般食」、「栄養補完食」、「特別療法食」などがあります。
「一般食」はおかずのようなもので、それだけでは栄養に過不足がでます。パッケージが総合栄養食と似たものが多いので注意してください。
「栄養補完食」はいわゆるサプリメントでミネラルやビタミンなど栄養補完に使われるものや、カロリー補給に使われるものです。
「特別療法食」はあとでお話していきますが、特定の病気に栄養的に対応するために栄養バランスが考えられ、獣医師などの専門的なアドバイスにしたがって与えるフードです。健康な動物に与えるには栄養の過不足がでるかもしれませんので、獣医師にご相談ください。
日本でペットフード公正取引協議会による表記のルールがきちんと整備されたのは、実は平成19年なんです! つい最近のことなんですね☆
もちろん、それまでもいろいろな規約がありましたが、基本的にはフードメーカーの任意表示でした。フードメーカーはそれぞれがペットフード公正取引協議会も採用しているAAFCO(米国飼料検査官協会)などの基準を参考にフードの栄養表記などを行っていました。
具体的にペットフードを選ぶには、、、
《総合栄養食》を確認していただき、その子の年齢や体型、体質等に応じて『パピー(キトン)用』・『成犬(猫)用』・『シニア用』・『減量用』などがあるので、情況にあわせて選んで与えてあげればOKです♪
生まれて数ヶ月ほどの子にシニア用を与えていては
必要な栄養が充分取れず発育不良になるでしょうし、
逆にいつまでぇも仔犬(猫)さん用を与えていると
栄養の取りすぎにより、ブクブク太ってしまう恐れがあります。
状況判断を間違った総合栄養食を選ばないかぎり特別な問題になることはないと思います☆
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ここまでは、健康な子の話です。(↑出演:ご幼少のころのコブ&三丸こころ)
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
先ほど少しふれましたが、これからは病気を抱えている子のための、その病気に応じて特別に組成された《特別療法食》というフードについて少しお話しようと思います。処方食という言い方をすることもあります。
名前を聞いたことがある方や、すでにお家の動物に食べさせてもらっている方もおられると思いますが、どんな種類があり、どんな効果を持っているなど、具体的に詳しく知っておられる方は少ないかもしれませんね。
また、「おいしくない」「高い」などあまり良くないイメージがついているのもこの《特別療法食》ですね。
確かに昔は、病気に対する組成ばかりにこだわって、おいしくなかったのが事実だそうで・・・。
しかし最近では、メーカーさんでも「食べてもらわなければ意味がない」との考えで研究・開発が進み、より美味しく効果も上がる特別療法食がどんどん出てきています☆
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↑これは、病院に置いてある療法食のサンプル棚です。
待合室から入院室へつながる階段の一画に置いてあるので、入院している子の面会に来られた時に、ご覧になった方もおられるかもしれませんね。
食餌療法を始めるのに肝心のワンちゃんネコちゃんが食べてくれなければ、全く意味を成さないので、最初にサンプルをお渡ししてお家で食べてくれるか見てもらうのです☆
吉田動物病院で扱っている種類だけでもそうとうな数があります。
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フード倉庫の中は療法食が棚にぎっしり・・・。
私達も新しい療法食が出る度に覚えるのが一苦労な程です(@@;)
食餌は健康の基本となり、療法食は病気を治療していく上で、とても重要な要素になることがあります。
中には食餌療法でしか治療できない病気もあるぐらいです。
様々な病気・症状の度合いに対応したフードが各メーカーさんから出されていて、ドライ・缶詰・パウチなど種類が豊富にあります。
これから、『療法食シリーズ』として様々な病気の療法食を順番に紹介していきたいと思っています☆
私自身勉強しながらお話しようと思うので、時間がかかるかもしれませんが、気長にお付き合いいただければ、嬉しいです☆
投稿者 yoshidaac : 2009年06月24日 19:54
コメント
はじめまして。時々訪問させていただいています。
「療養食」ということばに引き付けられました。
我が家のわんちゃんも長く「療養食」を食べています。
いわゆる「アレルギー」ですが、食事だけで症状が良くな るものではないと思いますが、毎日の生活環境など(投 薬)もプラスされて「療養食」にメリットがあると思いま す。(あ、書いてあった。)
「療養食」はとにかく高いですよね、でも、このこのために と思うからこそです。
症状別に療養食オンリーではなく療養食プラス他の食材を
教えていただけたらと思います。(自分で勉強したらいいの にね。ごめんなさい。) 楽しみにしています。
投稿者 元吉田HPの患者(犬) : 2009年07月14日 12:00
元吉田HPの患者さん
コメントありがとうございます
療法食はほんとうに高いですね。
特殊な栄養制限と栄養バランス、
嗜好性と経済性、
メーカーさんも苦労してはるようです。
ご質問の「療法食」プラスの食材ですが
その子の経過
使っておられる療法食などによって
かなり微妙なことになります。
アレルギーの療法食は
一般的にない淡白源を使います
逆に言うと一般的に手に入るものは
アレルギー源になる可能性があるということになり
その子が何に対してアレルギーを起こしているか
詳細にわかっていなければ
いま、うまくコントロールできているのならば
療法食に他の食材はプラスしないほうが得策です
もちろん、
アレルギーに反応しない分子量の小さいもの
たとえば純粋な糖分などは加えても問題ないですが
バランスを崩す原因になりかねないのでお勧めしません。
ハンドメイドでアレルギー食を作っておられる飼い主様もいらっしゃるようですが、やはり今うまくいっておられるなら冒険になるかもしれませんね。
というように
療法食というものは
かなり、微妙なバランスを保っているものが多く
原材料や製造過程にもかなりの神経を使っています
結果、少し高価なものになってしまいます
ハンドメイドの療法食も含めてアレルギーについてご質問などがあれば、皮膚科外来で奥村先生に相談していただけるといいと思います。
投稿者 ブログ管理人Dr.X : 2009年07月15日 17:48
Dr.X 様
とても解りやすい説明を、ありがとうございました。
私自身が、いかにいいかげんに「療養食」を認識していた かを知ることができました。
これからは、高い高いと思いながらフードを与えるのでは
なく、このこには、これだ!と自信を持って食べさせてあ
げます。(大袈裟?)
投稿者 元吉田HPの患者(犬) : 2009年07月16日 15:01
元吉田HPの患者さん
お返事ありがとうございます
その子、その子に合わせた対応があると思います。
正直安くはない御飯ですので、
納得いくまで、担当獣医師と話し合われるのがいいと思います。
投稿者 ブログ管理人Dr.X : 2009年07月16日 15:59
DrX様
ありがとうございます。ドクターに勇気をだして思い切って質問しようと思います。が、けっこう勇気がいるんです。忙しく動かれていたり、後に患者さんが待たれていると、こんなことで時間を取ってもらうのが申し訳なく思ってしまうのです。
ですから、このような内容(療養食)のお話は、とても興味あります。最近は、ネットでかなりのところまでは、調べられるのですが、個別にはどうなのかは、やはり、ドクターに聞くことが一番なのですね。
少し視点がずれましたが、ありがとうございました。
投稿者 元吉田HPの患者(犬) : 2009年07月28日 16:38
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