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蚊のうるさい季節になりました。
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4月ごろの出始めのヤツと違い動きもスルドクなって
なかなか「パチン!」とやっつけられません。
それでも、なりふりかまわずパチンとやっつけ
「オレの動体視力もまだまだ捨てたもんやないで」と
一人で悦に入って、ペチャンコになった戦利品をながめていていると
ふっ、と頭のなかに、、、
「こいつ、フィラリアもってるかもしれんなぁ、、、、」
科学者の目になったDr.Xは、
おもむろに戦利品をスライドガラスの上に置き、
顕微鏡に向かったのである(^^)
フィラリアがいてるのは、、、、
「マルピーギ管」か「吻鞘」っと、 →ブログ2005年11月25日
う~~~ん、、、おらんなぁ、、、
そう簡単に見つかるもんではないらしい。
ところで「マルピーギ管」ってなんや???
哺乳類にはないなぁ。
獣医師なのに知らないのは、なんとなく恥ずかしいので調べる。
(ちなみに「虫の解剖学」について大学で学んだ記憶がないんですが、家畜伝染病予防法に定められた「家畜伝染病(法定伝染病)」には「腐蛆病」なるミツバチの病気があるんです。この病気を学んだときに「虫の解剖学」も学んだかも????)
マルピーギかん[―くわん] 【マルピーギ管】
「節足動物のうち、唇脚類・倍脚類・昆虫類・クモ類の排出器官。中腸と後腸の境界部に開口する細長い糸状の盲管で、体腔の老廃物を排出する。」 三省堂 大辞林より
そっかあ、虫の腎臓なんや!
(これを見ている獣医師のみなさんの「おまえ、そんなことも知らんかったんか~!!獣医師の恥だ!」の声が聞こえてきそうですが)
しっかし「マルピーギ管」って、なんでまたこんなシュールな名前になったんやろ?
適当な日本語訳がなかったんでしょうけどねぇ。
おそらく人の名前でしょう、とふたたび大辞林で調べる。
マルピーギ【Marcello Malpighi】
[1628~1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆虫のマルピーギ管などを発見。植物の導管、蚕の変態、鶏の発生などの研究も行った。
顕微鏡マニアの名前やったんやぁ、、、、。
顕微鏡の存在すらあまり知られていない時代にこれを手にした学者さんが「マニア化」するのはわかる気がしますね。
そうそうフィラリアですが、
7月です。まだフィラリア予防を開始されていない飼い主さん!
本格的感染シーズンです。あわててフィラリア検査に来院してください!!
投稿者 yoshidaac : 2006年07月04日 02:23
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